「食費節約なんて、しないほうがいい。」
最近、SNSやインターネットでそんな意見を見かけることがあります。
「人生は一度きりなんだから、美味しいものを食べた方がいい。」
「節約なんて我慢ばかりで続かない。」
確かに、その考え方にも一理あります。
私も以前は、お金を使うことが人生を豊かにすることだと思っていました。
しかし現在は、5人家族食費一週間1万円チャレンジを続けながら考え方が大きく変わりました。
今の私が思うのは、食費節約は「しないほうがいい」のではなく、「正しくしたほうがいい」ということです。
今回は、食費節約に対する私の考えを書いてみたいと思います。
食費節約は「しないほうがいい」と言われる理由
まず、なぜ「食費節約はしないほうがいい」と言われるのでしょうか。
代表的な理由は次のようなものです。
- 好きなものが食べられなくなる
- 毎日我慢ばかりになる
- 家族まで巻き込んでしまう
- ストレスがたまる
- 生活がつまらなくなる
確かに、節約を「お金を使わないこと」と考えるなら、その通りかもしれません。
毎日もやしだけ。
肉は禁止。
外食もゼロ。
お菓子も買わない。
そんな生活では、長続きしないでしょう。
私も以前は、「節約=我慢」だと思っていました。
だから何度も失敗しました。
数日頑張って、その反動で外食したり、お菓子をまとめ買いしたり。
これでは節約どころか、かえって出費が増えてしまいます。
無理な節約は、確かに「しないほうがいい節約」です。
それでも私が食費節約をしたほうがいいと思う理由
それでは、なぜ私は食費節約をおすすめするのでしょうか。
理由は、お金が残るからだけではありません。
① 本当に必要なものが見えてくる
家計簿を付けるようになって、一番変わったことがあります。
それは、
「本当に必要な買い物なのか?」
と考えるようになったことです。
以前はスーパーへ行くと、
- 菓子パン
- お菓子
- アイス
- お酒
を何となく買っていました。
でも、それらは本当に必要だったのでしょうか。
今思えば、ただ習慣になっていただけでした。
節約を始めてからは、必要なものだけを買うようになり、無駄遣いが大きく減りました。
② 健康的な食生活になった
食費節約というと、不健康なイメージを持つ人もいます。
しかし、私の場合は逆でした。
お菓子。
アイス。
お酒。
外食。
これらを減らした代わりに、
- 鶏むね肉
- 生おから
- 豆腐
- 納豆
- 野菜
を積極的に食べるようになりました。
食費は減ったのに、食事の質は上がったと感じています。
実際に体重も減り、体調も以前より安定してきました。
③ 食品ロスが減った
節約を始める前は、冷蔵庫の奥から賞味期限切れの食品が出てくることがよくありました。
安かったから買う。
食べる予定もないのに買う。
その結果、捨ててしまう。
これは一番もったいないことです。
今では一週間で使い切れる量だけ買うようになりました。
食材を最後まで食べ切ることを意識するようになり、食品ロスもかなり減っています。
④ お金の使い方が変わった
節約を始める前は、「安いから買う」が判断基準でした。
今は違います。
「本当に必要か?」
これを基準にしています。
この考え方は、食費だけでなく日用品や趣味の買い物にも役立っています。
節約とは、お金を使わない技術ではなく、お金を上手に使う技術なのだと思います。
孔子の言葉にも節約の考え方がある
私が節約について考えるようになって思い出した言葉があります。
「倹より奢に入るは易く、奢より倹に入るは難し」
質素な生活から贅沢な生活へ移るのは簡単です。
しかし、一度贅沢に慣れてしまうと、元の生活へ戻るのはとても難しい。
今の時代にも当てはまる言葉だと思います。
便利なもの。
美味しいもの。
欲しいもの。
少しずつ生活水準は上がっていきます。
でも、一度上がった生活水準を下げることは簡単ではありません。
だからこそ、普段から節約する習慣を身に付けることには大きな意味があると感じています。
「足るを知る」という考え方
もう一つ、私が好きな言葉があります。
足るを知る。
今あるものに満足すること。
必要以上に欲しがらないこと。
私はこの考え方が節約の本質だと思っています。
節約とは、欲しいものを我慢することではありません。
本当に必要なものを見極めることです。
例えば、
- 毎日の菓子パン
- 何となく買うお菓子
- 習慣になっていたお酒
これらをやめても、生活は意外と困りませんでした。
むしろ、お金も健康も手に入りました。
「足るを知る」とは、我慢ではなく、自分にとって十分な量を知ることなのかもしれません。
私自身が変わったこと
5人家族食費一週間1万円チャレンジを始めてから、生活が少しずつ変わりました。
- スーパーで衝動買いをしなくなった
- お酒を買わなくなった
- お菓子をほとんど買わなくなった
- 高タンパクな食事が増えた
- 体重が減った
- 家計簿を付ける習慣ができた
もちろん完璧ではありません。
予定外の買い物をする日もあります。
それでも、一年前の自分と比べると大きく変わりました。
節約を始めたことで、お金だけでなく生活そのものが整ってきたと感じています。
食費節約でやってはいけないこと
ただし、どんな節約でも良いわけではありません。
私が「これはしないほうがいい」と思うのは次のような節約です。
- 家族に我慢を押し付ける
- 健康を犠牲にする
- タンパク質を削る
- 楽しみをすべてなくす
- 完璧を目指す
節約は生活を豊かにするためのものです。
生活を苦しくするような節約では、本来の目的を見失ってしまいます。
まとめ
「食費節約はしないほうがいい。」
その言葉は、半分正しく、半分間違っていると思います。
しないほうがいいのは、無理な節約です。
一方で、正しい食費節約にはたくさんのメリットがあります。
- お金が残る
- 健康的な食生活になる
- 食品ロスが減る
- お金の使い方が上手になる
- 「足るを知る」考え方が身に付く
私は5人家族食費一週間1万円チャレンジを通して、節約とは我慢することではなく、自分にとって本当に必要なものを見つけることだと学びました。
もし今、「節約なんてしないほうがいい」と思っているなら、一度だけでも家計簿を付けてみてください。
きっと、お金だけではない新しい発見があるはずです。
節約とはお金を使わないことではなく、
本当に自分の望むものにお金や時間、資源を集中させること
だと感じます。

