日本科学未来館へ、家族で行ってきました。
今回は常設展示だけでなく、開催中だった「大南極展」やVR・MR体験イベントにも参加しました。
子どもたちは、身体を使って楽しめる体験型の展示にも挑戦。
家族で日本科学未来館を訪れて、実際にどのように一日を過ごしたのか。
初めて訪れて分かったことも含めて振り返ります。
日本科学未来館へ|半日くらい遊べればと思っていた
今回、日本科学未来館を訪れたのは家族旅行の途中です。
私たちは大阪から東京へ来ていたので、
「せっかくだから、子どもたちが楽しめるところへ行こう。」
と、日本科学未来館へ行くことにしました。
科学館というと、
展示を見る。
説明を読む。
興味のあるものを少し体験する。
そんなイメージを持っていました。
そのため、行く前は、
「半日くらいあれば十分かな。」
と思っていたんです。
ところが、実際に館内を回り始めると、その考えは少しずつ変わっていきました。
常設展示だけでなく、特別展や体験型展示、ドームシアターなど、気になるものが次々に出てきます。
今回は、まず期間限定で開催されていた「大南極展」から見て回ることにしました。
まずは大南極展へ|特別展だけでもじっくり楽しめる

今回、日本科学未来館を訪れたときに開催されていたのが「大南極展」です。
せっかく開催期間中に来たので、まずはこちらから見学しました。
南極というと、
「とにかく寒い場所。」
私自身、そのくらいの漠然としたイメージしか持っていませんでした。
ところが、実際に展示を見ていくと、南極の自然や生き物、観測など、いろいろな角度から南極を知ることができます。
子どもたちと一緒に見て回りながら、
「へえ、そうなんだ。」
と、大人の私も足を止めることが何度もありました。
最初は日本科学未来館の一つの展示として考えていましたが、実際に見てみると大南極展だけでもかなり見応えがあります。
このあと常設展示も回る予定だったので、
「全部じっくり見ようと思ったら、時間が足りなくなりそうだな。」
と、このあたりから感じ始めました。
▼ 大南極展の詳しい体験記はこちら
日本科学未来館「大南極展」を子どもと体験してきました
VR・MR体験の午前枠は終了|13時の午後受付でチケット確保
大南極展とあわせて、今回ぜひ体験したいと思っていたものがありました。
VR・MRを使った体験イベントです。
このイベントについては事前にネットで知っていたので、
「日本科学未来館へ行くなら、これはやってみたい。」
と思っていました。
ところが、午前11時ごろに受付を確認すると、午前中の受付はすでに終了。
これは少し焦りました。
ただ、午後にも受付があります。
午後の受付開始は13時。
今度は取り逃したくなかったので、受付開始の5分ほど前に並びました。
その結果、無事に参加チケットを確保。
両親と私、息子の4人で体験できることになりました。
午前11時の時点で午前枠が終わっていたことを考えると、
「体験したいイベントは、受付時間を先に確認しておいた方がいいな。」
と実感しました。
チケットを確保できたので、あとは体験時間を待つだけ。
その間に昼食を取ることにしました。
VR体験までの時間に「カフェテリア BLUE」で昼食
昼食は、日本科学未来館の中にある「カフェテリア BLUE」へ。
午前中から大南極展を見て回っていたので、ちょうどお腹も空いていました。
メニューを見ると、カレーやオムライス、ホットドッグ、パスタ、キッズプレートなどがあります。

今回は家族それぞれで食べたいものを注文しました。

子ども連れで一日施設を回るとき、館内でそのまま昼食を取れるのはやはり楽です。
一度外へ出て店を探す必要もありません。
今回は、
「大南極展を見る → VR・MRのチケットを確保する → 昼食を取る」
という流れになりました。
先にVR・MRのチケットを確保できていたので、
「間に合うかな?」
と心配する必要もなく、昼食を取ってから体験へ向かうことができました。
子ども連れで一日施設を回るとき、館内でそのまま昼食を取れるのはやはり楽です。
一度外へ出て店を探す必要もありません。
今回は、
「大南極展を見る → VR・MRのチケットを確保する → 昼食を取る」
という流れになりました。
先にVR・MRのチケットを確保できていたので、
「間に合うかな?」
と心配する必要もなく、昼食を取ってから体験へ向かうことができました。
混雑時はスマホ注文が便利|ただし注文できるメニューに違いあり
カフェテリア BLUEでは、カウンターに並んで注文するだけでなく、スマホから注文することもできました。
私たちが利用したときは店内もかなり混雑していたので、列に並ばず注文できるのは便利です。
ただし、スマホ注文とカウンター注文では、選べるメニューに違いがありました。
スマホから注文できるメニューは限られていて、ボリュームのあるプレートメニューなど、カウンターに並ばないと注文できないものもあります。
「食べたいメニューを優先するならカウンター、混雑を避けたいならスマホ注文。」
という使い分けがよさそうです。
私たちのように館内を一日回り、次の体験時間も決まっている場合は、スマホで注文できるのはかなり便利だと感じました。
飲食スペースもあり|お弁当を持ち込むのもよさそう
また、日本科学未来館ではレストラン以外にも飲食できるスペースが設けられていました。
実際に見ていると、お弁当やコンビニなどで買ったものを持ち込んで食べている人も結構いました。
家族でカフェテリアを利用すると、人数分の食事を注文するので、それなりの金額になります。
そのため、
「昼食代を抑えたいなら、お弁当などを持参して飲食スペースを利用する。」
という選択肢もよさそうです。
カフェテリアで食べるのも楽ですが、子ども連れなら「館内で食べる」「持ち込む」の両方を選べるのは助かります。
いよいよVR・MR体験|ドアをくぐって宇宙へ
昼食を終え、いよいよ楽しみにしていたVR・MR体験へ。

今回体験できたのは、両親と私、息子の4人です。
小学4年生以上が対象だったため、下の娘は直接体験することができませんでした。
ただ、体験者が見ている映像をペアリングされた別のデバイスから見ることができます。
そのため、お兄ちゃんが体験している間、娘はデバイスを持って兄が見ている世界を一緒に見ていました。

直接VR・MRを体験できないので退屈するかなと思っていたのですが、娘も楽しそう。
息子はバーチャルの世界の中へ入り、娘はその世界をデバイスからのぞく。
それぞれ違う方法で同じ体験を楽しんでいました。
そして息子がヘッドマウントディスプレイを装着。

体験では、ドアをくぐって宇宙へ向かいます。
1回目に登場するのはVR空間にある自動ドア。
そして2回目には、実際にそこにある本物のドアを使います。
この仕掛けが面白かったです。
私の場合、息子の体験中に娘の隣でデバイスの映像を見ていたうえ、体験前に本物のドアの存在にも気づいていました。
そのため、
「ここで本物のドアを使うんだろうな。」
と、ある程度分かった状態で自分の番を迎えました。
映像そのものはすごかったのですが、思っていたほど完全には世界へ入り込めません。
一方、本物のドアが使われることを知らなかった父は、体験後、
2回目のドアはかなりリアリティがあった
と驚いていました。
同じ体験でも、事前に仕掛けを知っているかどうかで没入感が変わるのかもしれません。
また、私自身は体験中に、
「映像の中に物があるのに、実際には触れない。」
ということも気になりました。
そこから、
「もし触覚まで再現できるグローブがあったら、もっと没入できるんじゃない?」
という疑問も出てきました。
最初は単純にVR・MRを楽しむつもりだったのですが、実際に体験すると別の「なんで?」が生まれます。
このあたりについては長くなるので、VR・MRの体験記として別の記事にまとめています。
▼ ドアをくぐって宇宙へ!VR・MR体験の詳しい様子はこちら
日本科学未来館でVR・MRを体験|ドアをくぐって宇宙へ
VR体験のあとは常設展示へ|「見る」より「やってみる」が楽しい
VR・MR体験を終えたあとは、常設展示を回りました。
日本科学未来館の常設展示は、説明パネルを順番に読んでいくだけではありません。
実際に触ったり、身体を動かしたりしながら体験できる展示がいくつもあります。
子どもたちは、説明を最初から最後までじっくり読むというより、
「これ何?」
「やってみたい!」
と、気になったものを見つけて次々と向かっていきます。
大人が、
「これはこういう展示だよ。」
「ここを読んでみよう。」
と先に教えなくても、とりあえず自分で触ってみる。
動かしてみる。
そして、
「なんでこうなるの?」
と気になる。
遊んでいるように見えて、その中から自然に疑問が出てくる。
子どもたちと常設展示を回っていて、そこが面白いと感じました。
「老いパーク」で老化を体験
常設展示の中で、子どもたちが挑戦したものの一つが「老いパーク」です。
「老い」といっても、子どもたちにとってはまだまだ先の話。
言葉で、
「年を取ると身体が動かしにくくなるんだよ。」
と説明しても、なかなか実感はできません。
ここでは、そんな「老い」を身体を使って体験することができます。
まずは息子が挑戦。

続いて娘も挑戦しました。

普段なら何でもないような動作でも、身体の状態が変わるとどう感じるのか。
「年を取る」という抽象的なことを、自分の身体を使って考えられる。
説明を読んで知識として覚えるのとは、また違った体験です。
子どもにとって遠いはずの「老い」を、少し身近に考えるきっかけになったのではないかと思います。
LOVOTとも触れ合う
館内では、LOVOT(らぼっと)とも触れ合いました。

目が合ったり、こちらへ近づいてきたり。
機械だと分かっているのに、不思議とかわいく感じます。
子どもたちも興味津々でした。
日本科学未来館という名前から、
宇宙、ロボット、AI、生命、地球――。
そんな少し難しそうな内容を想像していました。
もちろん、じっくり考えれば難しいテーマもあります。
でも、子どもたちを見ていると、最初からすべてを理解する必要はなさそうです。
まず触ってみる。
動かしてみる。
「これ、どうなってるの?」
と思う。
そこから興味が広がっていく。
科学を「勉強する場所」というより、科学に興味を持つきっかけがたくさんある場所。
子どもたちと回っていて、そんな印象を持ちました。
体験型展示は大人気|予約・受付は事前確認がおすすめ
一日館内を回ってみて、
「これは事前にもっと調べておけばよかった。」
と思ったことがあります。
それが、体験型展示の予約や受付です。
今回、VR・MRについては事前に知っていましたが、それ以外は基本的に、
「館内を回りながら、面白そうなものがあったらやってみよう。」
という感じで考えていました。
ところが、実際には人気の体験がいくつもあります。
「ナナイロクエスト」など、子どもたちが楽しめそうな体験もあったのですが、確認したときにはすでに予約終了。
今回は参加することができませんでした。
さらに、面白そうだと思ったのがドームシアターです。
こちらも、
「時間が合えば見てみよう。」
くらいに考えていたのですが、午前11時ごろに確認した時点で、見たかった回のチケットはすでに売り切れていました。
結局、今回は見ることができませんでした。
そしてVR・MRも、午前11時には午前枠の受付が終了。
体験型のものは、想像していた以上に人気でした。
今回の経験から、
- ドームシアター
- 予約が必要な体験型展示
- 時間ごとに受付があるイベント
などを楽しみたい場合は、先に予約方法や受付時間を確認しておいた方がよさそうです。
日本科学未来館へ行ってから、
「何をしようかな?」
と考えるより、
「これだけは絶対にやりたい。」
というものを1~2個決めておく。
そして、その時間を軸に常設展示を回る。
次に行くなら、私はそんな一日の予定を組みたいと思います。
半日のつもりが一日に|特別展と常設展示を分けてもよさそう
今回、日本科学未来館を訪れる前は、
「半日くらいあれば十分かな。」
と思っていました。
でも、実際に家族で回ってみると印象はまったく違いました。
大南極展を見て、VR・MRのチケットを確保。
昼食を取って、VR・MRを体験。
そのあと常設展示へ。
常設展示でも、子どもたちは気になるものを見つけるたびに足を止めます。
さらに今回は体験できませんでしたが、ドームシアターや予約制の体験型展示もあります。
これなら、開館時間に合わせて来て一日かけて楽しんでもよかった。
帰るころには、そう思うようになっていました。
そして、もう一つ感じたのが、
「特別展と常設展示を、無理に一日で全部見なくてもいいかもしれない。」
ということです。
今回は大南極展と常設展示の両方を回りましたが、どちらもじっくり楽しもうと思えば時間がかかります。
次に特別展が開催されているときに訪れるなら、
「今回は特別展を中心に楽しむ。」
「次は5階・7階の常設展示を中心に回る。」
と分けてもよさそうです。
一度ですべてを見るのではなく、目的を変えて何度か訪れる。
そんな楽しみ方ができる施設だと思いました。
まとめ|日本科学未来館は半日ではもったいなかった
初めて家族で訪れた日本科学未来館。
今回は、
大南極展 → VR・MRのチケット確保 → 昼食 → VR・MR体験 → 常設展示
という順番で一日を過ごしました。
行く前は、
「科学館なら半日くらい楽しめれば十分かな。」
と思っていました。
実際には、半日ではもったいなかったです。
特別展には見応えがあり、常設展示では子どもたちが自分で触ったり、身体を動かしたりしながら楽しめます。
VR・MRのようなイベントもあり、ドームシアターや予約制の体験など、今回はできなかったことも残りました。
見る。触る。動かす。そして「なんで?」と思う。
日本科学未来館は、子どもが科学について詳しくなくても、まず体験するところから楽しめる場所でした。
一方で、今回一番の反省点は予約や受付の事前確認です。
人気の体験まで楽しみたいなら、
「何があるのか」だけではなく、「何を絶対に体験したいのか」を先に決めておく。
その方が、一日を組み立てやすいと思います。
今回は大南極展も常設展示も同じ日に回りましたが、それぞれを別の日にじっくり楽しむのもよさそうです。
一度行って終わりではなく、次に行けばまた違う体験ができそう。
半日のつもりで訪れた日本科学未来館でしたが、帰るころには、
「次は朝から来て、今回できなかったものも体験してみたい。」
と思っていました。
▼ 日本科学未来館の公式サイトはこちら
日本科学未来館
