一学期の個人懇談で、小学校一年生の次女の担任の先生から「学習の遅れが見られるため、通級教室も一つの選択肢として考えてみてください」とお話がありました。
小学校一年生の一学期で勉強躓いてる!!
まぁ、知ってました。授業理解してないんだろうなって。
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通級教室で解決するのならそれもありか 思っています。じつは長男も通級を利用しています。
しかし、次女の場合は、まず家庭でできることを全力でやってみたいと思います。
振り返ってみると、小学校入学前にひらがなや数字、足し算などの準備はほとんどできていませんでした。本人も勉強への興味が薄く、「できなくても気にならない」という状態でした。
それでも、小学校一年生の一学期を過ごす中で少しずつ変化がありました。
「みんなはできるのに、自分はできない。」
そんなことを感じ始めたようで、「できるようになりたい」という気持ちが芽生えてきたのです。
せっかく芽生えたこの気持ちを大切にしたい。
だから今年の夏休みは、無理に先取り学習をするのではなく、『小学一年生の土台づくり』をテーマに親子で取り組むことにしました。
夏休みの目標|小学一年生の土台をしっかり固める
この夏休みの目標は、二学期の予習をすることではありません。
一番の目的は、「小学一年生で身につけるべき土台をしっかり固めること」です。
勉強は家づくりと同じです。土台がしっかりしていなければ、その上にどれだけ知識を積み重ねても、どこかでつまずいてしまいます。
反対に、基礎が身につけば二学期以降の学習も理解しやすくなり、自信にもつながります。
そのため、この夏休みは「先へ進む勉強」ではなく、「できていないところを一つずつできるようにする勉強」を大切にします。
算数の目標
- 1〜100まで数えられるようになる
- 1〜100まで数字を書けるようになる
- 数字を見て読めるようになる
- 数の前後や大小を理解する
- 10までの足し算・引き算を理解する
- 時計(○時・30分・5分刻み)が読めるようになる
国語の目標
- ひらがなをすべて読めるようになる
- ひらがなを正しく書けるようになる
- 短い文章を最後まで音読できるようになる
- 読んだ内容を理解し、「誰が・何をした」が答えられるようになる
- 毎日読書をする習慣を身につける
そして、何より大切なのは「勉強ができるようになること」ではなく、「勉強って楽しい」「できるようになると嬉しい」と感じてもらうことです。
この夏休みは、小さな成功体験を積み重ねながら、自信を育てる40日間にしたいと思います。
算数編|数の理解から足し算・引き算、時計までの学習計画
今回の家庭学習で一番大切にしたいのは、計算問題をたくさん解くことではありません。
まずは「数の意味を理解すること」を最優先にします。
一学期の様子を見ると、29の次が30であることや、数字の前後関係など、数の概念が十分に身についていませんでした。
そこで、計算ドリルを進める前に、数に親しみ、数字を正しく理解することから始めます。
① 数の理解(最優先)
毎日取り組む内容は次のとおりです。
- 1〜100まで声に出して数える(数唱)
- 1〜100まで数字を書く
- 数字カードを使って数字を読む
- 「29の次は?」「50の前は?」など前後の数を答える
- 大小比較(どちらが大きい?小さい?)
数字を書くことよりも、「数字の意味を理解すること」を大切にします。
② 足し算・引き算
足し算や引き算は、最初から暗記させるのではなく、おはじきやブロックなどを使いながら、「増える」「減る」という感覚を身につけます。
- ブロックを使った足し算
- ブロックを使った引き算
- 10までの計算問題
- 理解できてきたら100マス計算にも挑戦
まずは理解、そのあとに暗記という順番で進めていきます。
③ 時計
時計も一年生で身につけておきたい大切な内容です。
生活と結びつけながら学習します。
- ○時を読めるようになる
- ○時30分(半)を読めるようになる
- 5分刻みで時間を読めるようになる
- 学習時計を使って針を動かす練習
- 「今何時?」と生活の中で時計を見る習慣をつける
算数は、「計算が速いこと」よりも、「数が分かる」「時計が読める」「自分で考えられる」を目標に、基礎から丁寧に取り組んでいきます。
国語編|ひらがなの定着・音読・読解力を育てる取り組み
国語で最優先に考えたのは、文章問題や漢字ではありません。
まずは「ひらがなを読める・書ける」という土台を作ることです。
一学期終了時点では、文字はある程度読めるものの、ひらがなが完全には定着していませんでした。また、文章を読めても内容を理解することが苦手でした。
そのため、国語は「読む・書く・理解する」の3つを毎日少しずつ積み重ねることにしました。
① ひらがなの定着(最優先)
毎日取り組む内容は次のとおりです。
- ひらがなを読む
- ひらがなを書く
- 苦手な文字を重点的に練習する
- 正しい形でゆっくり書くことを意識する
字の美しさよりも、まずは正しい文字を書けることを目標にします。
② 音読
音読は毎日行います。
教材は教科書だけでなく、短いオリジナルの物語も用意しました。
まず本人が声に出して読み、読めない文字があれば教えながら最後まで読み切ります。
途中で何度も止めるのではなく、「最後まで読めた」という成功体験を大切にしたいと考えています。
③ 読解力を育てる
音読しただけでは読解力は身につきません。
読んだあとに必ず内容について話をします。
- 誰が出てきた?
- 何をした?
- どう思った?
最初は簡単な質問だけで十分です。
文章の中から答えを探す習慣を身につけることを目標にします。
④ 読書・読み聞かせ
毎日10分程度の読書時間も作ります。
さらに、寝る前には私が読み聞かせを行い、本に親しむ時間を増やします。
読む力だけでなく、「本は楽しい」と感じてもらうことも大切な目標です。
⑤ オリジナル教材で楽しく学ぶ
毎日の音読が少しでも楽しくなるように、短い物語と挿絵を組み合わせたオリジナル教材も作成しました。
「ねこ」「いぬ」「うさぎ」「かぶとむし」「うみ」「はなび」「かぞく」など、身近なテーマの4文程度の物語を音読し、最後に内容について会話をすることで、読む力と理解する力を同時に育てていきます。
国語の目標は、たくさん問題を解くことではありません。
「文字が読める」「文章が分かる」「本が好きになる」という、小学校生活の土台となる力を身につけてもらいたいと思っています。
夏休みに準備した教材・学習グッズ
夏休みの学習は、できるだけ楽しく、そして毎日続けられることを大切にしたいと考えました。
そのため、市販のドリルだけではなく、自宅でも取り組みやすい教材や学習グッズを準備しました。
① 数字カード(1〜100)
数の理解を深めるために、1〜100までの数字カードを用意しました。
- 数字を読む練習
- 数字を探すゲーム
- 前後の数を答える練習
- 大小比較
遊び感覚で数に親しめる教材として活用します。
② おはじき・ブロック
足し算や引き算は、いきなり暗記するのではなく、実際に数を動かしながら学習します。
「3個と2個で5個」「5個から2個取ると3個」など、目で見て理解できるように進めます。
③ 学習時計
時計の読み方を覚えるために、針を自由に動かせる学習時計を使います。
- ○時
- ○時30分
- 5分刻み
生活の中でも「今何時かな?」と声を掛けながら、自然に時計を見る習慣を身につけたいと思います。
④ ひらがな練習帳
ひらがなは毎日少しずつ練習します。
苦手な文字を中心に、正しい形でゆっくり書くことを意識します。
⑤ オリジナル音読教材
音読が少しでも楽しくなるように、短い物語と挿絵を組み合わせた教材を自作しました。
文章を読んだあとには、「誰が出てきた?」「何をした?」「どう思った?」という質問をして、読解力も一緒に育てていきます。
⑥ 読み聞かせ用の絵本
毎日10分程度の読み聞かせも行います。
自分で読む力だけでなく、語彙や想像力を育てることも大切な目的です。
高価な教材をたくさん用意する必要はありません。
家庭にあるものや100円ショップで購入できる教材でも十分です。
一番大切なのは、毎日少しずつ続けること。そして、「できた!」という成功体験を積み重ねることだと考えています。
毎日の学習スケジュールと進め方
夏休みは毎日長時間勉強するのではなく、「短時間でも毎日続けること」を一番の目標にします。
集中力を考えると、1時間程度がちょうど良いと考えています。
算数(約30分)
| 学習内容 | 時間 |
|---|---|
| 数唱(1〜100) | 5分 |
| 数字を書く | 5分 |
| 数字カード(前後・大小・数字探し) | 5分 |
| 足し算・引き算 | 10分 |
| 時計 | 5分 |
国語(約30分)
| 学習内容 | 時間 |
|---|---|
| ひらがな練習 | 10分 |
| 音読 | 10分 |
| 内容について質問・会話 | 5分 |
| 読書 | 5分 |
さらに、寝る前には5〜10分程度の読み聞かせも続ける予定です。
勉強を進めるうえで大切にしたいこと
- 分からないことを責めない
- 昨日より一つでもできるようになれば褒める
- 「できた!」という成功体験を積み重ねる
- 疲れて集中できない日は無理をしない
今回の夏休みは、問題集を何ページ進めたかではなく、「昨日の自分より成長できたか」を大切にしたいと思います。
二学期が始まる頃には、「勉強は難しい」「勉強は嫌だ」ではなく、「少し分かるようになった」「できることが増えた」と思える夏休みにしたい。それが今回の家庭学習で一番の目標です。
この夏休みで一番大切にしたいこと
今回の夏休みで一番大切にしたいのは、学力を一気に伸ばすことではありません。
「勉強ってできるようになると楽しい」と感じてもらうことです。
これまでのすみれは、勉強に対する興味もなく、「できなくても気にならない」という状態でした。
しかし、一学期を終えて、「みんなと同じようにできるようになりたい」という気持ちが少しずつ芽生えてきました。
その小さな気持ちを大切に育てることが、この夏休みの一番の目標です。
そのため、私は結果よりも過程を褒めたいと思っています。
- 今日は100まで数えられた。
- 昨日より字が上手に書けた。
- 最後まで音読できた。
- 文章の内容を答えられた。
そんな小さな「できた!」を毎日積み重ねることで、自信につながり、「もっと頑張りたい」という気持ちが育ってくれるはずです。
また、兄弟や友達と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べることも大切にしたいと思います。
昨日できなかったことが今日できるようになれば、それは立派な成長です。
夏休みが終わる頃には、テストの点数だけではなく、
- 100まで数えられるようになった。
- ひらがなが全部書けるようになった。
- 時計が読めるようになった。
- 本を読むことが好きになった。
そんな「できるようになったこと」を親子で一緒に振り返りたいと思っています。
通級教室の提案を受けたことは正直ショックでした。
ですが、その出来事があったからこそ、親として「今、何をしてあげるべきなのか」を真剣に考えるきっかけになりました。
焦らず、一歩ずつ。
この夏休みは、勉強を詰め込む40日間ではなく、次女がこれから何年も学び続けるための「土台づくりの40日間」にしたいと思います。


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