京都にある上賀茂神社、ご存じですか?正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、京都でも最も古い神社のひとつです。
世界遺産にも登録されており、長い歴史をもつ由緒ある神社として知られています。
丙午の2026年、1月のうちに馬にちなんだ神社に参拝することにしました。今回参拝するにあたり、事前に
- どんな神様を祀っているのか
- どんな神話とつながっているのか
- どんなお願いが向いているのか
を整理しておこうと思います。
上賀茂神社とはどんな神社か
上賀茂神社は、京都北部・賀茂川の上流に位置する神社で、賀茂氏という古代氏族の氏神を祀っています。
平安京ができるよりも前からこの地に鎮座していたとされ、京都という都そのものを守る役割も担ってきました。
境内はとても広く、自然が多く残されていて、
「神社=建物」よりも
「神社=土地そのもの」
という印象を受ける神社です。
主祭神・賀茂別雷大神とはどんな神様か
上賀茂神社の主祭神は
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。
この神様は『古事記』の系譜につながる神様で、そのルーツをたどると、伊邪那美命(いざなみのみこと)が隠れたときに生まれた神々の流れに連なります。
伊邪那美命は火の神を産んだときに、その体から
- 水の神
- 雷の神
- 山の神
- 谷の神
など、多くの神が生まれたとされています。
雷の神もそのひとつであり、賀茂別雷大神は、そうした「死から生まれた自然神」系譜の神様にあたります。
つまりこの神様の背景には、
「死 → 再生」
「破壊 → 生成」
という強いテーマがあります。
賀茂別雷大神は国譲りより前の神話の神
賀茂別雷大神が登場する神話の系統は、大国主命の国造りや、天照大御神による国譲りよりも前の時代の話です。まだ「天孫降臨」も起きていない、自然神が世界を支配していた時代の神様です。
そのためこの神は、
- 天照大御神の直系ではなく
- 天津神と国津神が分かれる以前の存在
ともいえます。
政治的な神というより、自然そのものを神格化した存在という印象の神様です。
雷というのも、
- 天から降る
- 地を打つ
- 流れを変える
という性質をもっており、「世界を動かす力」を象徴しているんです。
上賀茂神社のご利益
ご利益としてよく挙げられるのは、
- 厄除け
- 災難除け
- 開運
- 勝負運
- 決断力
- 物事を前に進める力
など。
神話の背景を考えると、
✔ 停滞を破る
✔ 流れを切り替える
✔ 迷いを断つ
といった意味合いのご利益が強い神社だと感じます。
上賀茂神社の神馬(しんめ)について
上賀茂神社には「神馬(しんめ)」がいます。そもそも上賀茂神社へ参拝したかったのは神馬がいるから。2026年は丙午の年。馬にちなんだ神社のため上賀茂神社を選びました。
神馬とは、神様の乗り物とされる特別な馬のことです。
馬は古くから、
- 神様と人をつなぐ存在
- 神意を伝える存在
と考えられてきました。
上賀茂神社の神馬は、賀茂別雷大神の力を象徴する存在として、今も大切にされています。
上賀茂神社ではどんなお願いが向いているか
上賀茂神社は、「○○してください」というお願いよりも、
「こう生きます」「この道を選びます」
という決意を伝える参拝に向いている神社だと感じます。
神話の背景が「死から再生」「破壊から創造」であることを考えると、
✔ 迷いを断ち切りたい
✔ 自分の流れを変えたい
✔ 覚悟を決めたい
そんな時に合う神社だと思います。
今回の参拝で意識したいこと
今回の参拝では
- 自分は今どこにいるのか
- どんな選択をしようとしているのか
- 何を大事にしたいのか
それを言葉にしに行くつもりです。


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