出雲大社に行ったら訪れたい日御碕神社:歴史・神話・砂のお守り・怖い噂まで

自由研究

こんにちは、西田ちひろです。出雲大社に行ったらぜひ訪れたいのが、日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)です。今回は神社の歴史や神話、境内の見どころに加えて、人気の砂のお守りや「怖い」という噂についてもご紹介します。

日御碕神社とは?

日御碕神社は、島根県出雲市大社町日御碕にある神社で、日本海を背景に朱塗りの社殿が映える絶景スポットです。特徴は、2つの社から構成されていることです。

上の宮(神の宮)

主祭神:天照大神の荒魂(あらみたま)
太陽神の力強い側面を祀り、航海安全や海上の守護にご利益があります

下の宮(神の宮)

主祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと)
海上安全・厄除け・農業や縁結びの神として信仰されています
この二つの社を巡ることで、天照大神とスサノオという日本神話で対になる神様を感じられます。

歴史と神話の背景

創建は非常に古く、出雲大社と同時期に信仰されていたといわれます。

古代、日御碕の地は海上交通の要所で、漁業や航海安全の神として崇拝されました。

上の宮は「日の神」、下の宮は「海の神」という役割分担で、自然の力を神格化して祀る形が特徴です。

現在も海の安全や漁業繁栄を願う参拝者が多く訪れます。

観光のポイント

  • 朱塗りの社殿:海とのコントラストが美しく、写真映え抜群
  • 日本海の絶景:境内から直接海を望めるスポット多数
  • 階段・坂:参拝には少し体力が必要。歩きやすい靴がおすすめ
  • 御朱印:上の宮・下の宮でそれぞれいただけます
  • 日御碕灯台:神社から徒歩すぐ、展望台からの眺めも絶景

参拝のポイント

  • 参拝作法は出雲大社と同じく「二拝四拍手一拝」
  • 御朱印帳を持参すると、上の宮・下の宮で別々に記帳可能
  • 海風が強いので、御朱印帳や紙類は飛ばされないよう注意

日御碕神社を巡る旅の楽しみ方

出雲大社を参拝したあとに車で約30分移動

上の宮 → 下の宮の順で参拝

境内や灯台からの絶景で写真撮影

御朱印をそれぞれいただき、神話や海の景観を体感

砂のお守り

日御碕神社では、砂のお守りが有名です。

上の宮・下の宮で砂を清め、特殊な袋に入れて授与されます

効果:海上安全・航海安全・厄除け、さらに心を清めるご利益

持ち帰るときは神聖なものなので、丁寧に扱うのがマナー

御朱印とセットでいただくと、神話と自然の力を感じながら守護を得られる気持ちになります

砂のお守りは、稲佐の浜の砂と同じく、神聖さを自分の行動で感じることに意味があるのがポイントです。

日御碕神社は怖い??

神社の雰囲気から、観光客や地元では「少し怖い」という印象を持つ人もいます。
怖いと言われる理由は主に3つです。

1. 荒魂(あらみたま)を祀る神社
上の宮は天照大神の荒魂、下の宮はスサノオの荒魂が祀られている。
荒魂とは神様の“強く厳しい側面”のこと。迫力があり、神聖さと同時に少し緊張感を感じます

2. 海沿いの立地と急な階段
強い海風や波の音、断崖に建つ朱塗りの社殿は、神秘的で少し不気味な雰囲気

3. 古代から続く神話の力
海や自然の力、航海安全の祈り、荒魂の信仰が重なり、現代人には少し畏怖の感覚として伝わります

まとめ

日御碕神社は、出雲大社とセットで巡ることで神話と自然の力を感じられる特別な場所です。
朱塗りの社殿と青い海、神話にまつわるストーリーが一度に楽しめるので、参拝だけでなく観光スポットとしても満足度抜群です。

わたしも次回訪れるときは、御朱印をいただきながら、海風と神話の世界を満喫したいと思っています。

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