こんにちは、ちひろです。
今回は、我が家のハイエース車中泊旅行から学んだ「家族で快適に眠るための寝るスペース確保術」をご紹介します。キャンピングカーは持っていないけれど、家族でちょっと車中泊をしてみたい、という方にぜひ読んでほしい内容です。
車中泊で寝るスペースが重要な理由
車中泊で一番大切なのは、なんといっても「ぐっすり眠れるかどうか」。
我が家も最初は、「とりあえず横になれればいいや」と軽く考えていました。でも子どもたちは寝返りも大きく、上の子は背も伸びているので、シートの隙間でゴソゴソ…結果、みんな眠りが浅くて翌日はヘトヘトに。
だからこそ、寝るスペースづくりは車中泊の成功のカギです。
2. 車内レイアウトを工夫して快眠空間をつくる方法
ハイエースは後部シートを倒すと、広いフラットスペースができます。でも、そのままだと段差や隙間ができてしまって、実際に寝るとなると「ちょっとゴツゴツして寝心地が悪い…」というのが正直なところ。
そこで我が家では、まずシートベルトを外してしまいました。金具の部分が背中や足に当たると本当に邪魔なんですよね。(うちの場合、車中泊用に購入したので、そもそも取り外しできるタイプにしてあります)
シートを倒しただけだとデコボコが残るので、クーラーボックスの上にコンパネを置いて床を作り、その上に「4畳半サイズのマット」を敷いています。ここでのポイントはマットを一枚ものにすること!何枚かを組み合わせるタイプだと、どうしても隙間ができてしまい、夜中に体が沈んで熟睡できなくなるんです。
荷物はすべて座席の下へ。そうすることで、とにかく家族みんなでゴロゴロできる“広い寝るスペース”を確保できます。スマホや眼鏡などの小物は、ダイソーの突っ張り棒を天井に設置して吊るせば、意外とスッキリ収納できて便利ですよ。
マット・布団・寝袋の選び方と快適さの違い
子どもたちは意外とどこでも寝られるタイプで、「家の布団じゃないと無理!」なんてことはありません。ただ、我が家は季節ごとに寝具を工夫しています。
夏はマット+タオルケットだけで十分。汗っかきの子どもたちも快適に眠れます。冬になると、厚手のマットに加えて寝袋を二重使い。さらに本当に冷え込む日には、ホットカーペットを敷いてぬくぬく仕様に。
インフレータブルマットは車中泊の必須アイテムで、シートの段差をしっかり埋めてくれるので、寝返りを打っても痛くないのが助かります。末っ子も「ふかふかで気持ちいい〜!」とご機嫌。親としても安心して眠れる環境を整えられるのがうれしいポイントです。
家族連れでの寝る場所の分け方・工夫アイデア
大人2人+子ども3人の我が家では、誰がどこで寝るかも大事なポイント。
我が家の場合は、後部座席をすべてフルフラットにして、家族全員で横並びで寝ています。順番は奥から「お姉ちゃん → 末っ子 → ママ → お兄ちゃん → パパ」。ただし末っ子とお兄ちゃんの寝相が豪快すぎて、朝起きると順番がぐちゃぐちゃになっていることもよくあります(笑)。
車のタイプによっては、例えば「後部シートにパパと上の子」「サードシートにママと下の子2人」という分け方もアリ。寝やすい配置を見つけるのも車中泊の楽しみです。
それから、寝る前に子どもたちへ「ここは寝る場所だからゴロゴロ遊ばないでね」と伝えておくだけで、グッと落ち着いた空間になります。小さい子には、布団の端にお気に入りのぬいぐるみを置いてあげると、安心してスッと眠りに入ってくれますよ。
プライバシー&防犯対策も考えた快眠環境づくり
車中泊では外からの視線や安全面も気になるもの。窓には100均の遮光シートや自作カーテンをつけ、子どもたちも「外から見えないから安心」とリラックスして眠れました。
また、貴重品は見えない場所にまとめ、ドアロックの確認も忘れずに。これだけで、家族全員が安心してぐっすり眠れる環境になります。
まとめ
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車中泊で一番大切なのは「ぐっすり眠れる寝るスペース」
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シート段差をフラットにし、マットや布団で快適に
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家族の年齢や体格に合わせて寝る場所を分ける
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窓のカーテンや荷物整理でプライバシーと安全も確保
家族での車中泊は、寝るスペースをしっかり確保するだけで、旅の楽しさが格段にアップします。最初はちょっと工夫が必要ですが、慣れれば「行きたいときにすぐ出かけられる」自由な旅行スタイルが手に入ります。
ぜひ家族で快適な車中泊を体験してみてくださいね。
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